DTM初心者向け!Studio Oneで簡単に作れる1分間の音楽を作成するチュートリアル

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DTM(デスクトップミュージック)を始めたばかりの方にとって、最初のトラック作成は大きな挑戦に感じるかもしれません。しかし、Studio Oneを使えば、直感的に音楽制作を進めることができます。このチュートリアルでは、Studio Oneを使って初心者でも簡単に1分間の音楽を作成する方法を紹介します。基本的なトラックの作り方から、簡単なメロディ、ドラム、ベースラインを作成し、最終的に1分間の楽曲を完成させます。
Contents
1. 新しいプロジェクトを作成する
- Studio Oneを起動
- Studio Oneを起動し、「新規作成」を選択します。
- 「新規プロジェクト」のウィンドウが表示されますので、プロジェクト名を入力し、保存場所を選択します。テンポは120BPMに設定し、サンプルレートはデフォルトの44.1kHzで問題ありません。
- トラックの作成
- 画面上部のメニューから「トラック」を選択し、「新規トラック」をクリックします。
- 最初にMIDIトラックを作成しましょう。これからメロディやベースラインを作るためにMIDIトラックが必要です。
- 次に、「オーディオトラック」を作成して、ドラム音やサウンドを挿入します。
2. シンプルなドラムパターンを作成する
- Studio One内蔵のドラムキットを使用
- 左側のブラウザから「インストゥルメント」を選択し、Impact XTをドラッグして、オーディオトラックにドロップします。
- Impact XTは、Studio Oneに標準搭載されているサンプラーで、ドラム音を簡単にトラックに追加できます。
- ドラムパターンを作成
- ドラムの各パッドに、キックドラム、スネア、ハイハットなどのサンプルをドラッグして配置します。
- 「ステップシーケンサー」を開き、シンプルな4つ打ちのドラムパターンを作成します。例えば、キックは1拍目と3拍目に、スネアは2拍目と4拍目に配置しましょう。
- ドラムパターンの調整
- パターンを少しコピーして繰り返し、1分間のドラムループが完成するようにします。初心者でもすぐにできる作業なので、リズムの強弱をつけるだけでも立体感が出ます。
3. ベースラインを作成する
- MIDIトラックにベース音源を追加
- 再度、「インストゥルメント」からPresence XTを選び、ベース音源(例えば「Bass」セクションから「Electric Bass」)をドラッグしてMIDIトラックに追加します。
- ベースラインの作成
- ピアノロールを開き、シンプルなベースラインを作成します。例えば、ドラムパターンに合わせて、キックが打たれるタイミングでベース音を配置します。
- 初心者の方は、コード進行に合わせてルートノート(コードの最初の音)を打ち込むと簡単に作成できます。
- ベースラインの編集
- 打ち込んだベースラインの音符を調整して、リズムに合ったタイミングに修正します。ベースは、リズムセクションを支える重要な役割を果たします。
4. メロディを作成する
- MIDIトラックにメロディ音源を追加
- 次に、再度「インストゥルメント」から「Presence XT」を使って、メロディの音源を選びます。例えば、「Piano」や「Synth Lead」など、メロディに適したサウンドを選択します。
- ピアノロールでメロディを入力
- ピアノロールを開き、シンプルなメロディを作成します。まずは、ベースラインに合わせてコードトーンを中心にメロディを作成します。初心者向けに、Cメジャーコード(C-E-G)やGメジャーコード(G-B-D)など、シンプルなコードを基にメロディを作成するのがオススメです。
- メロディの調整
- メロディのタイミングや音程を微調整して、スムーズに流れるようにします。リズムやフレーズの長さも調整して、1分間のトラックを完成させます。
5. トラックを整える(ミキシングとエフェクト)
- 簡単なミキシング
- 各トラックの音量バランスを調整して、ドラム、ベース、メロディがバランスよく聞こえるようにします。Studio Oneのミキサーで、各トラックのボリュームを設定しましょう。
- エフェクトを追加
- ベースやドラム、メロディに軽いエフェクトを追加して、サウンドを豊かにします。例えば、ドラムトラックにリバーブやコンプレッサーを軽くかけて音を整えることができます。
6. 最後にトラックをエクスポート
- トラックのエクスポート
- すべてのトラックをチェックし、最後に「エクスポート」を選択して音楽ファイル(MP3やWAV形式)として保存します。エクスポートの際は、ビットレートやサンプルレートを確認しましょう。
- 完成した1分間のトラックを聴く
- 完成した音楽を再生し、調整を加えながら最終的な仕上げを行います。
まとめ
これで、Studio Oneを使って1分間のシンプルなトラックを作成する方法がわかりました。ドラムパターン、ベースライン、メロディの作成といった基本的なステップを順番に行うことで、DTM初心者でも素早く音楽制作を始めることができます。Studio Oneは直感的でシンプルな操作ができるため、初心者でもすぐに音楽制作に取り組むことができます。
最初は短いトラックを作成してみて、自分のペースで音楽制作のスキルを向上させていきましょう!楽しみながら学んでいくことが大切です。
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